ウォーターサーバーの魅力や使い方、おすすめ商品などを分かりやすく解説しています。

ミネラルウォーターと地下水について

日本人の多くの人たちが、ミネラルウォーターを飲むようになってきた背景には、河川水などの水道資源の水質の悪化や、水道水の味の悪さが表面化してきたことがあります。

それは、塩素を使って消毒する際に発生する有害物質の危険性を、メディア取り上げ問題視したからです。

農水省のガイドラインでは、ナチュラルミネラルウォーターと、ナチュラルウォーターのラベル、二つだけに「天然」「自然」といった用語の使用を認可しています。

決まった水源から採取し、ほとんど人の手を加えずにボトルに詰めただけの「ナチュラルミネラルウォ―ター」は、ウォーターサーバーメーカーがこぞって取り上げ、一般に定着してきました。当時「好きな市販のミネラルウォーターランキング」をインターネットのサイトが行った結果で、日本で最初に商品化された「六甲のおいしい水」が第一位で、次いでフランス「ボルヴィック」「エビアン」と続き「サントリー天然水」キリンの「アルカリイオンの水」でした。

■地下水文化の形成

地下水が豊かな場所では、その地域に独特の「地下水文化」とも呼べるものが形成されてきました。

その典型的な例は、日本の古都・京都に見ることができます。

周囲を山に囲まれ、東に鴨川、西に桂川という、二つの河川が流れる京都の町は、日本でも非常に地下水が豊かな場所として知られています。

調査の結果、京都盆地の地下には、巨大な滞水層が存在していることが解ったのです。

その規模は、岩盤まで最も深い所で、800mにも及び、地下に貯蔵する水量は、琵琶湖の水量の約80%にも達する量であることも判明したのです。

京都の文化と地下水は、切っても切れない関係が成り立っているのです。

こうした地下水の滞水層を持つ地域は、京都だけにとどまらず、日本各地で見られ、日本は地下水王国と言われています。

■地下水が生んだ食文化

地下水と切っても切れない食品が豆腐です。

豆腐作りは、原料の大豆の品質に次いで、重要な位置を占めるのが、清水と言われています。

大量の水を使用するので、年間を通じて、水温や、水質の変化が少ない地下水が重要なのです。

もう一つ、地下水が欠かせないのが蕎麦です。

地下水豊かな東京都の武蔵野台地にある、調布市の深大寺です。

古くから蕎麦が栽培され、実った実を粉にするのに、湧水が使われてきたのです。

今でも深大寺蕎麦は、都民に愛され、その味は最高とされています。

そして三つ目は、京料理には欠かせない生麩です。

小麦粉に水を加えて練っているうちに炭水化物が抜け、グルテンだけが残り、これにヨモギやゴマなどを加えて、生麩になります。

地下水は地域が誇る「味」の形成に大きく貢献しているのです。

■銘酒と地下水

「六甲のおいしい水」で知られています。

兵庫県の六甲山麓の湧水は、豊かな地下水に恵まれている地域です。

全国に知られている「灘の酒」は、六甲山系の地下水なしには、あり得なかったと言えましょう

他に、酒つくりとして特に有名なのは、「伏見の御香水」という湧水と、西宮市の「宮水」があります。

関連記事