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ヨーロッパのミネラルウォーター療法

ヨーロッパでは、ミネラル療法の医学的な効能は認められています。

そしてミネラルウォーターを活用した、病気の療法も幅広く行われています。

「人体の健康に有益なミネラルを一定量保持している」「その含有成分や、温度、及び性質が常に安定していること」など、ナチュラルミネラルウォ―ターの条件に入っています。もちろん水療法の施設の中には、観光のためのリクリエーショーンの域を出ないところも一部ありますが、専門の医師が常駐し、きちんとした療法を続けているところも少なくありません。

ヨーロッパの中でも、水療法が最も進んでいる国は、フランスと言えましょう。

フランスでは、ミネラルウォーターを用いた医療のことを「テルマリズム」と呼んでいます。

国はこのテルマリズムを、医療行為として認定しているのです。

日本にもヨーロッパに負けない、優れた特質をもつミネラルウォーターが数多くありますが、その医学的な利用はほとんど行われていません。

こうしたことが、ミネラルウォ―ターがヨーロッパの後塵を拝している理由の一つにもなっているのでしょう。

■フランスの水療法、テルマリズムは世界でも注目

フランスからナチュラルミネラルウォーターを輸入し、日本でも人気のブランドに「コントレックス」「エビアン」があります。

その水源の近くには、多くのテルマリズムの施設があり、ここでの治療には、社会保険、健康保険が適用されるのです。

水療法と言いますと、日本の温泉の“湯治”を、イメージする人が多いと思われますが、実際はかなり違います。

水療法を行っている施設「テルマリズム・センター」は、「コントレックス」「ヴィッテル」「エビアン」「バニョール」「アベンヌ」など、フランス各地に点在しています。

それらは、きちんとした医療施設であり、学位や博士号を持つ医師がその治療にあたっていると言うのが実情です。

■フランスナチュラルミネラルウォーターの12の医学的効能

フランスでは、ミネラルウォーターの医学的効能を12の項目に分け、それぞれの水が、どの病気に対して効果があるかを医学的、臨床的に、調査してから認定しています。

12の項目とは「消化器系疾患」「リューマチ」「腎臓・泌尿器」「口腔舌粘膜」「皮膚」「心因性疾患」「神経系」「静脈血栓」「心臓・動脈」「小児科・発育不全」「呼吸器疾患」「婦人病」などで、どの分野もわれわれの生活に、密接にかかわっている病気ばかりと言えましょう。

■テルマリズム療法の流れ

テルマリズムはまず専門医の診察を受け、患者の症状に合わしたプログラムを作成します。そのプログラムに沿って、数週間から数ヵ月に及ぶ、治療を受けるシステムとなっています。

この水療法を行う施設「テルマリズム・センター」は、フランス全土で、約2000ヵ所以上の鉱泉がありますが、政府が認定しているのは100ヵ所しかありません。

それだけ厳しい基準で選ばれているのでしょう。

日本でも早急に、こうした政府認定のテルマリズム・センターの設置を期待したいものです。

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