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水の原水 全国の名水探訪(2)

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人にそれぞれ故郷があるように、名水もそれぞれ故郷があります。

山麓岩から滲み出る水や噴き出す水、谷間の湿地から湧きでル水や、泉の底から出る水、山里のわさび田に湧き出る水や、地底の湖にたまる水。そうした主な名水の故郷を探訪してみました。

■北海道の名水

【羊蹄山ふきだし湧水】

渓流がない地形

タケカンバ、ハイ末などの原生林が四季を彩る羊蹄山は、山腹に渓流を作りません。

降る雨、積もる雪のほとんどは、地中に吸い込まれ、地下水脈から山麓に噴きだします。蝦夷富士と言われています、羊蹄山は、標高1893mの山です。

これだけの高峰でありながら、渓流がないと言うのも珍しい地質で、岩石層で形成されているので、降水や、雪解け水の大半は、地下に浸透してしまいます。

名水を作る巨大フィルターとも言われています。

水温は年間を通じて摂氏6度で、夏場などは、手を切るような冷たさです。

【摩周湖伏流水】

天然のろ過装置

北海道の水はきめが細かく清らかなのが特徴です。極寒の中で、水は引き締まり、軟らかくなります。その水が、摩周湖に集まり、豊かな自然が大地に滲み込み、やがて地底の水流を通って噴き出してきます。霧の湖として歌にも謳われた神秘的な湖「摩周湖」は、バイカル湖に次いで、世界で二番目に大きなカルデラ湖です。二歩日の透明度を誇る湖水は、原生林の中に落ちた巨大な宝石のように輝いて見えます。ここの水は、湖底から地中に滲み込み摩周湖周辺の地域に、広範囲に渡って、地下水系を形成しています。これは天然のろ過装置の中を水が保たれつつ流れているようなもので、ボーリングすると、常に7度から8度の水温の良質な水が噴き出ています。

■岩手県の名水

【龍泉洞地底湖の水】

水深、透明度は世界一を誇る龍泉洞の地底湖です。

大自然が作り出した広大な、石炭岩層から湧き出る水は、天然のおいしさを含んで、健康と長寿の源として親しまれています。

本州一広い面積を持つ岩泉町。

その町の北端にあるのが日本三大「哺乳洞の龍泉洞」があります。

大自然が作り出した、巨大な石灰岩層の奥から、湧き出る地下水は、昔から「おいしい水」として評判でした。

この水は、龍泉洞の奥から毎秒200Lの勢いで、水が涌き出ています。

その水が地下水となって流れ、数か所に渡って、深い地底池を形成しています。

現在公開されているのは、700m余りで、第三地底湖まで見ることが出ます。

洞内は、無数の鍾乳石や、石筒が自然の造形美を作っており、地下水がごうごうと音をたてて流れている様は圧巻です。

洞窟の天井からは、水滴がしたたり落ち、エメラルドグリーンの地底湖が神秘的な景観を漂わせ、観る人を魅了しています。

洞の入り口に水場があり、そこで水を飲んだ人は、その清涼豊かなさわやかな舌触りに、一様に感嘆の声をあげています。

この地下水は、カルシウム分、天然ミネラルウを多く含んだ弱アルカリ性で、岩泉町の飲料水生活用水に使われ、町民の健康と長寿の源となっています。

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