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日本の「名水百選」を指定した環境省の狙い

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昭和60(1985)年、環境省は、全国に点在する名水を「名水百選」して選びました。

ウォーターサーバーの採水地は、この名水百選を基準に、各メーカーが導入している名水です。

政府の狙いとしては、こうした自然の美味しい水を、水環境として次世代に残す意味があったのでしょう。

主たる選定基準は、「きれいな水で、古くから生活形態水利用等において、水質保全のためのものや、快適配慮が払われているもの」としています。

これは湧水なので、ある程度の水量を有する良質なものを基準に、地方の農業団体などで、その保全に、力を入れているものと補足しています。

その他には、特に自然性が豊かであり、希少性特異性などを有するなど優良な水環境として後世に、遺したいものを指定しています。

また湧水(井戸を含む)、及び河川などを選定対象にしています。

■名水百選指定4つの条件

1きれいな水で、古くから生活形態、水利用等において、水質保全のため、社会的配慮が払われている。

2湧水等で、ある程度の水量を有する良質なもので、地方公共団体が保全に力を入れているもの。

3いわゆる名水として故事来歴を有するもの。

4その他特に、自然性が豊かで、希少性,特異性等があるなど優良な水環境として後世に残したいもの。
となっています。

■名水百選はおいしい水という意味ではない

ここで注意しておきたいのは、選定基準からも解るように、名水百選が、飲み水として優良なものを選定しているわけではありません。その意味でもあくまで、おいしい水や安全な水を意味していると言う訳ではありません。こうした件について、環境庁からミネラルウォーター類の販売に対し誤解を招くような表示をしないよう指導がなされています。

「名水百選が、ミネラルウォーターそのものを対象として選ばれたものであるような誤解を招くような表示」をしてはならない。

「名水百選に選ばれたことにより、当該河川、湧水等が飲み水として憂愁、または安全であることが認められたかのような誤解を招く表示」はしてはならないとしています。

■良質の水には必ず森がある

「森は自然のダム」であり「森は水質をかえる」とよく言います。

水と森の関係は、切っても切れないつながりがあると言えましょう。

水にとって森の存在が、いかに大切であるか、森の存在は、水の循環スピードを緩め、地球の気候を穏やかにしてきました。

極端のことを言いますと、日本では森さえしっかり守っていれば、私たちが1年間に必要としている水の2,3倍は、なんとか持ちこたえるでしょう。

しかし森が実際にはしっかり整備されていない、と言うのが実情です。

「日本の名水百選」に選ばれた場所は、必ず森との関連が強い地域に集中しています。水の質を良くする意味でも、森の整備は欠かせないものなのです。

森というのは、様々な自然の装置の一つで、木を植えることは、超近代的な精密機械を添えつけると同じなのです。

森はある意味では、地上最大のオートメ-ション機器と言えそうです。

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