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世界の水の硬度

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日本のように、水道水がそのまま飲める国は、比較的少ないと言えましょう。

海外旅行者がかかる病気は、下痢が最も多いと言われています。

「旅行者下痢症」とよく言われますが、その多くは、食べものや、飲み水に起因するところが大きいようです。

その次の理由には、環境の変化や、疲労や緊張感などとなっています。

私たち日本人にとって飲めない水は、「消毒が不完全で、病原菌が入っているもの」、と「硬度が高い水で、特にマグネシウムが多く含まれている水」の2つが挙げられます。

前者は水道水で作った氷も危ない、水道水で洗ったコップや生野菜も危険、と言われています。

後者は、軟水に慣れきっている日本人が、急に硬度が高い水を飲むと、腸が過度に刺激されるのが原因と見られます。

マグネシウムイオンは、硫酸イオンと一緒に溶けており、マグネシウムイオンと硫酸イオンから出来ている硫酸マグネシウムは、下痢の成分でもありますから、そんな水を飲むと下痢を起こすことになります。

■都市によって硬度にばらつきがある

日本で市販されています、ヨーロッパのミネラルウォーターの中には、日本と比べて、10倍以上のマグネシウムを含むものもあります。

欧米では、水道水もありますが、欧米の水は硬度が比較的高いので、飲むことには無理があります。

アメリカのロサンゼルスやラスベガスの水道水は、硬度は高く、北部や、東部に行きますと硬度は高くないと言う結果も出ています。

アメリカ西海岸サンフランシスコからポートランドなどは、日本と比較的似ているか、ほぼ同じ程度と見られています。

ヨーロッパでは、ノルウェーやスイスでは、氷河の雪解け水を使用していますので、東京の硬度より低いくらいです

■ヨーロッパと日本人のミネラルウォーターに関する意識が違う

「採水された水には一切、手を加えない」というのが、ヨーロッパでの、ナチョラルミネラルウォーター生産する上での大前提となっています。

そこが設備、除菌を前提にした、日本のガイドラインと大きく違うところです。

日本人の感覚では、「殺菌しない水を飲んで大丈夫」ということになります。

ヨーロッパの人は、「殺菌しなければ飲めないほど汚れた水なの」ということになります。そして、あらゆる殺菌処理をしない、無殺菌の水ではなくては、本当のナチョラルミネラルウォーターではない、ということがヨーロッパの人の考え方なのです。

■ミネラルウォーターの医療利用が課題

水道水が飲めない国では、生水では飲まないで、煮沸してから飲むか、信用できるメーカーのミネラルウォーターを飲んでいるようです。

煮沸することで、病原菌を殺します。

また硬度が高いことが原因で、味が合わないと言ったことも、一部硬水分を沈殿させることで、除去できるので、味が良くなる可能性もあります。

日本にもヨーロッパに負けない優れた特質をもつ、ミネラルウォーターは数多くあります。それを医学的な利用には使うことはほとんどありません。

ヨーロッパは、優れたミネラルウォ―ターを使った医学的療法は盛んに行われています。こうしたことも今後の課題と言えましょう。

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