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ミネラルウォーターの歴史

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ひと昔前、外国に旅行した人は知っているようですが、水は買うものと聞いて驚いたということです。

今では日常的にペットボトルを買っていますが、当時では考えられないことです。

伊藤園の「おーいお茶」が出た時も、その世代の人は、お茶を買うなんて信じられないものでした。

日本で最初に、市販されたミネラルウォーターは、鉱泉水と呼ばれ、1888年、明治屋が発売した「三ツ矢平野水」と言われています。

これは兵庫県・西宮市平野から湧き出た天然の炭酸水でした。

これが後の「三ツ矢サイダー」として一世を風靡する、ヒット商品となったのです。

こうして販売された、ミネラルウォーターは、当時は日本にいる外国人向けの物でした。

■日本人向けの最初のミネラルウォーターは「富士高鉱泉水」

日本人向けに、最初に市販されましたミネラルウォーターは、1929年堀内合名会社が発売した「富士鉱泉水」です。

日本人向けとはいえ、当初は、高級ホテルやレストランを対象にしたものでした。

戦後になって、進駐軍向けに重要が増え始め、鉱泉水と呼ばれていたものが、いつの間にかミネラルウォーターと呼ばれるようになりました。

その後ウイスキーの水割りが流行し、ミネラルウォーターと言えば、ウイスキーの水割り用として市民権を得たのです。

■ミネラルウォーターのイメージを変えた「六甲のおいしい水」

1983年ハウス食品より、発売された「六甲のおいしい水」の登場で、日本人のミネラルウォーターに関するイメージは、一気に変わることになります。

これが一般家庭向けに発売された、最初のミネラルウォーターと言えましょう。

当初はカレーと一緒に飲む、チェイサーとしての需要が目的でした。

しかし発売された翌年、全国的な水不足で、水道水に対する不信感が増幅していたことなどもあり、「六甲のおいしい水」は飲料水として、売り上げを伸ばしていきます。

それがきっかけとなり、他の食品メーカーも家庭用のミネラルウォーターを販売して行くようになるのです。

■外国からのミネラルウォーターの輸入を認可

業務用ミネラルウォーターに、家庭用ミネラルウォーターが追い越すまでに浸透し始めました。

そんな1986年、政府は、ヨーロッパからの無殺菌ミネラルウォーターの輸入を認可しました。

日本のミネラルウォーターについては、加熱処理が義務付けられていますが、ヨーロッパからのミネラルウォーターに関しては、無殺菌のまま市販できるのです。

フランスのミネラルウォーター有名ブランド「エビアン」や、「ウィッテル」が本格的に日本の市場に参入してきたのです。

この年をきっかけとして、輸入ミネラルウォーターの種類も、飛躍的に増えることになります。

今後の展開として予測されるのは、急成長を続けているウォーターサーバー市場に、引っ張られる形で、ミネラルウォーターの消費量は、さらに拡大していくことは間違いないでしょう。

それと同時に、限りある資源である地下水の保護、保全が世界中で問われている中、日本では、さらにより高いレベルでの水源の保護と管理の法整備が、急務と言えそうです。

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