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世界の水資源事情

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地球は、水の星とよばれています。

そして水こそが生命を育む源だと考えられています。

水が、気体、液体、固体の三つの形で、存在するのは、地球だけなのです。

そして、生命が存在するのはこの地球だけと見られています。

しかし地球上に存在する水の97%が、海水と言われています。

淡水の70%は氷河などの水として存在しており、直接使うことは出来ません。

残りの淡水の大部分は、地下水ですぐに使うことは出来ません。

河川や湖沼の水は、全水量の0.008%にすぎず、使用可能な地下水を考慮しても、使える水は地球上の水の、0.019%しかありません。

水の星と言われる地球にあって、一見水に満ち溢れているように見えますが、実は、人類が利用できる水、淡水は圧倒的に少ないのです。

つまり人間が利用し易い河川や湖沼は、地球の0.3%にすぎないということです。

■世界各国、地域によって異なる水利用

世界の国々が水をどれだけ、理由しているかという、淡水取水量という指標で見ますと、インド、中国が圧倒的に多く、次いで米国の順です。

日本の淡水取水量は、米国の5分の一以下ですが、世界で5番目、インドネシアやタイより、少し多い取水量となっています。

これを一人当たりに換算しますと、世界で45番目となります。

水の利用目的を見ますと、世界各国大きな違いが見られます。

日本とヨーロッパを比べてみますと、生活用水はほとんど変わりませんが、ヨーロッパでは、特に工業用水の比率が高く、日本では農業用水の比率が高いと言う特徴があります。サウジアラビアでは、降水量が少ないため、海水を飲料水にし、排水を処理して、かんがい用水に利用するなどしています。

■世界人口の半分が水不足に

人類は今、資源の枯渇という未曽有の危機に面していると言えましょう。

水を有限の資源ととらえ、対策を考えようとするとき、壁になるのは石油や石炭などの資源と違って、代替物がないと言うことです。

人間が生存するには、1人1日当たり、最低50ℓの生活用水が必要ですが、平均してそれ以下の生活用水しか使用できない国が「55ヵ国もある」と指摘する専門家もいます。

世界人口の2割にあたる12億人が、不衛生な水しか飲めない生活を強いられていると言われています。

最近の国連の報告書でもわかるように、「2025年までに、世界人口の半分にあたる35億人以上が水不足に直面する」としています。

20世紀は「石油の時代」と言われ、貴重な資源である石油を巡って、列強が熾烈な争いを続けてきました。

21世紀は、それに代わって、「水の時代」と言われています。

21世紀の戦争は、水を巡っての争いになるだろうとの見方をする識者が数多くいます。 

■暮らしから水が消える日

かつての日本人は「水と安全はタダ」と長い間信じてきました。

これだけ日本全国でミネラルウォーターが普及すれば、さすがに「水はタダ」と考える人は少なくなりました。

しかしわれわれが知らないところで、水を巡る環境は急速に悪化しており、このまま放置していれば、日本でも、「暮らしから水が消える」時代が訪れるのも、そう遠くないかもしれません。

それだけ、今世界は水資源の枯渇化が進んでいると言えましょう。

水が不足して困るのは、飲み水や、生活用水だけではありません。

水不足は当然食料の問題に直結します。

食料自給率が極端に低い日本にとって、世界の水不足は、深刻な問題なのです。

農業は最も多量の水を使う産業であるからです。

その他にも水は様々な形で、人間の社会生活、経済活動に大きな影響を与えます。

近い将来、水を巡る争いは、政治、経済、社会、文化、生活まで巻き込んで、裾野の広い分野にまで広がっていくことが予想される、との見方をする人は数多くいます。

人間が存続して行く上で、必要不可欠な淡水という貴重な資源を巡り、すでに世界は動き出しています。

我々日本人は、それに対していかなる行動を起こさなければならないのか、考える時かもしれません。

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