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コラム 日本の水道水について

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日本の水道水の普及は、現在97.5%と言われています。

「蛇口をひねれば、安全な水が出てくる」生活が当たり前のものになっています。

こうした水道水がおいしい、と知ってる高齢者世代、生まれた時からミネラルウォーターが当たり前の20歳代、浄水器にお金をかける40歳代、そしてウォーターサーバーを積極的に導入する30歳世代と、水は世相を反映していると言えましょう。

こうした中、2008年、水に関して内閣府が「水に関する世論調査」の結果を発表しました。それによると、水道水をそのまま飲んでいると答えた人が、37.5%、水道水を一時煮沸させて飲んでいるが27.7%、ミネラルウォーターを購入しているが29.6%という結果が出ました。そして一番多かったのが浄水器を付けて飲む32.0%もあり「水道は完全ではない」「おいしくない」ということでしょう。

これは2011年の東日本大震災の前の調査で、現在はこの数字が大きく変わっていることが推測されます。

■水道の歴史

水道の歴史は古く、初めて水道が敷かれたのは、古代ローマと言われています。

大規模な水道を作り、数十キロも離れたところから、きれいな水を都市まで引き、さらに水の透明さを保つため、水道本管に沿って、ため池や、ろ過池を設けたそうです。

日本の水道の始まりは、徳川時代に、江戸市民の生活用水を神田上水、玉川上水など、水源からの傾斜を利用して、水を給水する設備が建設されました。

明治20(1887)年には、水処理して、きれいな水をポンプによって、送水する近代水道が生まれました。

その年の10月に、横浜で水道給水が開始されました。

その後、全国的な給水が事業が始まりました。

水道水のもとの水は、河川、ダム湖水、伏流水、井戸水などです。

■水道水のろ過方式

浄水場の浄水方法は、大きく分けて、「緩速ろ過方式」と「急速ろ過方式」があります。「緩速」とは、スピードがゆっくり。「急速」は、スピードが速いと言うことです。

緩速ろ過方式は、元の水の水質がよく、処理に薬品を使わないので、おいしい水ができます

急速ろ過方式は、沈砂池で大きな粒子を沈殿させ、塩素を入れます。この塩素の主な役割は、元の水に含まれているアンモニアを分解することです。
他にマンガンや有機物も処理します。
次に濁りを沈めやすくするための薬品を入れます。
最後に再び塩素処理をします。これは消毒が目的なのです。
日本は地価の関係で、大半が、この急速ろ過方式の浄水場となっているのです。

■水道水トリハロメタン

水道水について、日本人を震撼させるニュースが飛び込んできました。1974年アメリカの「ハリスレポート」です。

それは塩素処理の水道水を飲んでいるエリアでは、がんによる死亡率が10万人につき33人多いということです。
主な原因としては、水道水に含まれているクロロホルムという説がたてられました。
トリハロメタンは、浄水場で塩素処理の時に生じています。
塩素と水の中のごみ、有機物などが結びついて出来てしまうのです。
トリハロメタンは、必要以上に怖がることはありません。
その除去法としては、一度水道水を10分以上沸騰させることです。
それを冷やして飲めばいいのです。

水道水はミネラルウォーターなど、他の水と比べて、厳格な水質基準に適合して供給されている水です。

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